BNC接続式インターカム・メインステーション
大好評・BNC接続方式インターカムFD-400Aのベストパートナー
FD-900Sは、FD-400Aと組み合わせることにより、マルチカメラ撮影におけるタリー出力・インカム通話機能や、最大5系統までのグループ会話などを可能とする、BNC接続式インターカム・メインステーションです。
どこでも入手が可能で堅牢なBNCケーブル1本の接続だけでインカムシステムを構築できますので、各種イベントの運営や各種収録業務において、安心・便利にお使い頂くことが出来ます。
(PROTECH がお薦めする、マルチカメラ収録用インカム・タリーシステム構築例はこちらをご参照下さい。また、詳しい仕様については、取扱説明書をご参照下さい。)
1台で5系統、各系統8台までのFD-400Aを接続可能
FD-900S 1台あたり5グループ、各グループごとに8台の子機FD-400Aを接続するシステムを構築することが出来ます。例えば、マルチカメラ運用システムでお使い頂く場合には、5台までのカメラそれぞれにFD-400Aを配置し、更にそれぞれのカメラに付き添うスタッフにも、FD-400Aを配備することが出来ます。
各系統ごとに全子機FD-400A+親機FD-900Sでの会話が出来る他、さらに全系統一斉の会話も可能。多人数のスタッフで運営するイベントや収録業務において、絶大な威力を発揮します。
FD-400Aへの電源供給機能搭載
FD-900SにFD-400Aを接続した場合には、FD-400Aの駆動電源はFD-900Sから供給されますので、それぞれの子機FD-400Aに電池を入れる必要はありません。
これにより、各種スタジオ・ホール・イベント会場などの常設設備としてお使い頂く場合に、子機の電池の消耗を一切気にすること無くお使い頂くことが可能です。
フロントパネルにマイク端子と内蔵スピーカーを装備
FD-900Sのフロントパネルには、ヘッドセット端子とは別に、一般的な業務マイク用 XLR 3ピンコネクタとビルトインスピーカーを装備しており、FD-900Sを司令室等に配備した場合などに、ヘッドセットを装着すること無く便利にご使用頂けます。
プログラム音声の配信が可能
FD-900Sには、イベント会場などのメイン・プログラム音声(ライン音声)を入力し、これを各インカムラインにミックスして配信する機能を搭載しています。
コンサートやイベントなどの収録業務では、騒がしい会場内でも確実にインカム音声を聴き取るために、両耳密閉型のヘッドセット(DL-550等)を使用することが多くなりますが、このような状況でも、各スタッフがプログラム音声を適正音量で聴きながら業務にあたることが出来ます。
スイッチャーからのタリー信号をFD-400Aに配信
FD-900Sの背面のD-Sub15ピン・コネクター、もしくはBNCコネクタを、スイッチャのタリー出力に接続することにより、スイッチャーから出力されたタリー信号を、FD-900S経由にてFD-400Aに伝送可能です。これにより、FD-400AのタリーLEDが点灯、さらにFD-400Aのミニジャックからタリー信号を出力し、外部タリー表示器TU-10AのLEDを点灯させることが可能です。
これにより、スタジオ用専用カメラやカメラ伝送アダプターでは必須のタリー機能を、小型カムコーダ等による低予算システムでも使うことが出来るようになります。特にマルチカメラ収録では、現在使われているカメラがどれかを適確にカメラマンや被写体に伝えることにより、収録映像の品質向上を計ることが出来ます。
TU-10A
●タリーユニット(50 x 62 x 34 mm/120g)
DL-400
●長時間装着しても負担にならない軽量型ヘッドセット。XLR-4ピン接続。
DL-510
●片耳にしっかりフィット、装着感の良い密閉型ヘッドセット。XLR-4ピン接続。
DL-560
●大音量のイベント会場などでもインカム音声をしっかり聴き取れる密閉型両耳ヘッドセット。XLR-4ピン接続。