HD/SD-SDIエンベデッドオーディオ挿入機
最大16チャンネルの音声信号をSDI信号上に挿入(エンベデッド)
1台あたり4チャンネルのアナログ音声信号(マイクレベル・ラインレベル入力)をHD/SD-SDIに重畳することが出来ます。
重畳するチャンネルは1-4ch/5-8ch/9-12ch/13-16chから選択できるため、最大4台のF-1を繋ぐことで、16チャンネル全てに音声を重畳することも可能です。
F-1を各種イベントの収録システム設営に活用することにより、最大16本のアナログ音声信号ラインが1本のBNCケーブルに集約されるため、音声ケーブルの総延長距離が大幅に短くできたり、各オーディオソースの会場での音声ミックスが不要になる(事故防止)、など革命的なメリットがあります。
(ご注意)映像記録装置の機種によって、SDIエンベデッド音声を記録出来るチャンネル数は異なります。
詳しくは各機種の取扱説明書をご参照頂くか、各メーカーにお問い合わせをお願い致します。
(例)ソニー社製 SR-R1:16ch記録/PMW-50:4ch記録が可能です。
ハイパーリミッター搭載
イベント収録業務に置いて、記録した音声の音割れは致命的な収録事故となります。
本機には各チャンネル独立、ハイパー音声リミッターを搭載にしていますので、音声収録システムにF-1を組み込むことにより、波形歪みを最小限に抑えつつ安全に音声記録をすることが可能です。
ディレイ調整機能搭載
各チャンネル毎にSDIに重畳する際のディレイ量を0フレームから3フレームまで設定可能です。
音声チャンネル間のディレイ差を収録時に可能な限り取り除いておくことで、後の編集作業の負担を軽減出来ます。
TC(タイムコード)出力機能
本機は入力されたSDI信号に重畳されているTCを抜き出して出力する機能を搭載しています。これにより、TC出力を持たない小型カムコーダのタイムコードをマスターとして、TC入力を持つ肩載せカムコーダのタイムコードを同期させることが可能、複数のカメラで記録した後の編集作業が容易になります。
視認性の良いレベルメーター
大型のLEDによって音声レベルを表示しますので、音声レベルの調整や過大入力のチェックが容易に可能です。